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2015年1月 1日 (木)

年の初めの例とて

Nenga2015



正月や 今年は来るのか大晦日
正月や 今年も来てくれ大晦日

 昨年の六月,心筋梗塞で死ぬ一歩手前で間一髪,冠動脈バイパス手術を受けて一命をとりとめた.
 よくぞ生きながらえたものだと思う.

 冠動脈バイパス手術の術前に心臓外科で色々と検査を受けたのであるが,その結果の一つに頸動脈狭窄の疑いがあるというのがあった.
 頸動脈狭窄 (頸動脈の硬化) は脳外科の領域のようで,そちらの診療科でエコー検査を受診した.
 恐る恐る検査結果を聞きに行くと,狭窄率はまだ50%であり,急いで手術するレベルではないとのことだった.
 頸動脈のエコー検査結果は大変にわかりやすい画像で説明してくれて,ほっと一安心した.
 ただしこれが進行すると,ここの血管内壁から剥離したものが脳の血管を詰める,つまり脳梗塞の可能性が出てくるので,定期的に検査したほうがよいとの説明だった.

 冠動脈バイパス手術のほうは,この一月に循環器内科で半年点検を受ける.
 大動脈瘤はないようなので,上半身は定期検査を続けていけばいいとして,一つ気になっているのは下半身.
 下半身といっても腹部のことだ.
 冠動脈と頸動脈が狭窄していたのだから,腹部の動脈もあやしい.腹部の動脈瘤もかなりよくある話で,私の知人にフランクフルトソーセージくらい (本人談) の腹部動脈瘤が発見された人がいる.そんなのが破裂したら即死だ.

 私の父親は九十歳まで生きて大往生したが,私はそんなに生きられないこと確定だ.あと十年がいいところだろう.動脈硬化の進行具合ではもっと早くお迎えが来るかも知れない.
 これからは,年の初めのためしとて,今年も大晦日まで生きていたいものだと,ささやかな願いを立てることにしよう.

【おまけ】
 冒頭の画像は無料のものを拝借したのだが,梅に鶴という突拍子もない絵柄で,鶴としてはどうしたらいいのか困惑しているところがおもしろいので載せてみた.こんなところにも,昭和は遠くなりにけりの感がある.
 しかし翻って考えてみたら「梅に鶯松に鶴」と決まり文句でいうが,松の木に鶴がとまるなんてのもかなり突拍子もない絵柄ではある.たぶん江戸時代から明治大正昭和と,そんな嘘が通用していたのであるからして,梅に鶴の創作も悪くはないかも知れない.念のためだが,松の枝に鷺がとまるのは日本画のモチーフの一つであります.
 あとそれから,「今年は来るのか」だの「今年も来てくれ」みたいに中の句が字余りなのはゆるんでダメダメなんだと夏井いつき先生が仰っている.この場合はどうしたらいいんでしょうか.

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