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2014年9月12日 (金)

障碍者を蹴り倒す極悪非道

 道路や駅の構内を歩いているときに,向こうから視覚障碍者が白い杖をつきながらやってきたら,私は脇に寄ってその人が通り過ぎるまで立ち止まっているか,あるいはその人の進路からかなり離れたところをゆっくり歩くことにしている.
「歩くことにしている」というより,無意識にそうしている.多くの人がそうだろう.私たちの足が,あの白い杖に接触しないように気を付けるのが私たちの努めである.

 何を書くのかというと,埼玉県川越市のJR川越駅で,全盲の女子生徒が何者かに脚を蹴られて転倒させられた障害事件のことだ.

 想像だが,この女子生徒を蹴り倒した極悪非道の人でなしは,スマホ依存症である.
 通常の道路よりも駅構内は,スマホ依存症者の密度が高い.駅構内には車は走行しておらず全員が歩行者であるからして,階段から転げ落ちるなどの自損事故を除けば,スマホ依存症でも事故にあうことが少ない.(私は東京駅の階段を上から落ちてくるスマホ馬鹿女を見たことがあるが)
 というのは,他のスマホ依存症でない人々が避けてくれるからである.それゆえ,スマホ依存症者たちは駅構内では安心して自分の依存症を晒すことができるのである.

 ところが当然のことながら視覚障碍者はスマホ依存症者を避けることができない.スマホ依存症者は,他の人間が自分を避けてくれるのが当たり前だと思っている (それを指摘すると,自分は他人にぶつからないように歩いているのだと言い張って恥じるところがない〈*1〉) から,白い杖に接触してころぼうものなら逆上してしまう.〈*2〉
 スマホ依存症者は「他人にぶつからないように歩いているのに自分がころんだのは,白い杖の持ち主が意図的に自分の足に杖をひっかけたからだ」と思考するのである.
 無茶苦茶な論理であるが,元々空っぽ頭の持ち主でなければスマホ依存症なんぞになるものか.

 それにしても,女子生徒が蹴り倒されたとき誰も彼女を助け起こさなかったのが不可解である.埼玉県警はこの事件の目撃者を探しているが,助けた人間がいたとすれば,それが目撃者のはずである.目撃者がいないということは,誰も女子生徒を助けなかったということになる.先日の盲導犬が何者かに刺された事件といい,この事件といい,埼玉県県民屈辱の二事件であった.

〈*1〉読売新聞の掲示板『発言小町』に,定期的に「スマホを操作しながら歩くのは危険だからやめてくれ」という趣旨のトピが立つが,スマホ依存症者たちに「自分はスマホを操作しながら歩いても他人にぶつかったことがない」といつも反撃されている.
〈*2〉私の経験だが,駅のホームで電車待ちして立っていた私に向かって,スマホ中毒女が前も見ずに歩いてきたとき,意図的にこれを避けずにいたことがある.案の定,私にぶつかったそいつは,なにをボンヤリしてんのよこのジジイは,という目で私をみて舌打ちした.

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