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2014年8月24日 (日)

キーボードを掃除した

 思い立って,キーボードの掃除をした.私は PC-AT 互換機とか DOS-V などという言葉があった頃からの PC ユーザーだが,キーボードの掃除は初めてである.(そういえばドスブイパラダイスが店名をドスパラに変えたのはいつだったか …ドスパラは時代に抗わずすっぱりと「ドスブイ」を捨てたのだが, 私の書架には未だに DOS コマンドの解説書があって,どういうわけかこれを捨てきれない〈笑〉)
 雑誌の記事で「一年に一度はキーボードをお掃除しましょう」などとあって,その手順も丁寧に図解されていたりするが,まぁつまりは億劫だというわけなのだった.

 西方浄土からのお迎えが遠い先の話だと思っているときには,そんな気にはならなかったのだが,先日心臓の手術をして,いよいよ自分は長生きできない (老化した血管はもう元にはもどらない) のだと覚悟を決めたあと,いつ死んでもいいように身の回りをきれいにしておこうという殊勝な心構えが突如として湧き上がってきたのである.それでキーボードを掃除しようと思い立ったのだ.
 人間いつ交通事故にあって病院にかつぎ込まれるかも知れぬ.その時に恥をかかぬよう,パンツはいつもきれいなものを身に着け,同じパンツを二日続けてはいていたりしてはいけないのだが,それと同じことだ.違いますか.そうですか.

 そんな動機はともかくとして,私のキーボードは,いつ購入したのかも覚えていないほど古い Topre の REALFORCE である.ファンクションキー類がグレーで文字キー類がホワイトの 108キーボード,現在でも日本語キーボードでは最高の打鍵感と耐久性を誇る一番人気の機種だ.
 これが,時折キートップを拭いてはいるのだが,なんとなく薄汚れていて,よし,これを掃除してやろうと思い立ったのである.

 というわけだから,キートップを取り外す工具も持っていない.Amazon で探してみると,アイネックス キートップ引き抜き工具 TL-012 (\210) という道具があった.キートップを挟んで引き抜く樹脂製のものである.
 これを使ってみたのだが,うまく抜けない.というか,そもそもセットして引っ張ると簡単にすっぽ抜けてしまう.どうやらこの道具でキートップを引き抜くには,原理的にキートップの大きさに厳密な条件があるようだ.それに,Enter key は適用外だ.これじゃ使えない.というわけで,これは役立たずと呼ぶことにした.

[ 役立たず ]
20140823tool1

 次にダイヤテック KeyPuller FKP01 (\494) を入手した.

20140823tool2

 FILCO の製品で,これが大当たりだった.引き抜けるキートップの大きさと形に制限がないのが素晴らしいし,絶対にすっぽ抜けない.すぽんすぽんと,どんどん抜いていくことができる.さすがキーボードのメーカーの製品である.

 さてキートップを抜いたあとの状態写真が下.

20140823key

 使用開始以来,初めてのお掃除にしては,それほど酷い状態ではなかったが,掃除用のウェット・クリーニング・ティッシュ↓を小さくちぎり,ピンセットを使って丁寧に汚れを落とした.

20140823tool4

 外したキートップは,洗濯機用のネットに入れて,洗濯機で洗った.ついでに,いつ交通事故で病院にかつぎ込まれても恥ずかしくないように,パンツもはきかえて,このネットに入れて洗った.うそ.
 洗い終わったキートップはネットに入れたまま物干し竿からぶら下げて,時々カシャカシャとシャッフルしながら小一時間干して乾かした.

 再度キートップをセット (*) したら,あ~らまあ何てきれいなキーボード.
 せっかく工具も買ったことだし,来年の夏にでも,生きていたらまたお掃除してあげることにしよう.

(*) キーボードの掃除方法に関するネット記事に「キートップを外す前にカメラで写真を撮っておきましょう」などと書いてあったりするが,特殊な規格外配列ではないスタンダードなメカニカルキーボードであれば,写真なんぞ撮るまでもない.日本語キーボードのキー配列図は,親切な印刷用の画像がネットにある.

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