リスク受忍
全国紙各紙が報じたところによれば,インターネットバンキングで使うIDとパスワードの約13,000口座分が盗まれていたという.
警視庁サイバー犯罪対策課によると,その口座は,みずほ,三菱東京UFJ,三井住友,ゆうちょ等を含む大手都銀と地銀およびネット銀行のものである.
これまで何度もこの種の漏洩が報道されているが,つい先日も,私の口座がある某大手都銀からインターネットバンキングの使用を勧めるDМが届いた.
インターネットバンキングの利用は便利であることは間違いないが,利用するにはIDとパスワードの漏洩リスクを受忍する必要がある.しかしそのDМはリスクについて全く触れていなかった.
これは銀行の社会的責任を放棄する姿勢ではなかろうか.銀行がリスクを利用者にリスクを告知すれば,被害は減ると思うのだが.
SSLの欠陥については,現在もかなりのサイトが未対応であるという.
未対応サイトには大手の通販業者も含まれているというのだが,それがどこかは非公表だ.
たとえ公表されても私たちにはどうしようもないので,公表しなくても結構だが,対応を業者に指導する (強制する) 行政措置はとらなくていいのか.
消費者庁の仕事のように思われるのだが.
インターネットエクスプローラの欠陥については,МSの発表によれば,パッチがリリースされるのはまだ先のことになるという.
他のブラウザを使うように行政がアナウンスしているが,その代替ブラウザが安全を担保されているわけではないし,一体どうしたものか.とほほ.
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