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2014年5月23日 (金)

雑多感想 5/23

(一)
 朝日新聞DIGITAL(5/21) に「パソコンで聴く音楽を高音質にできるUSB-DACとは」と題した記事が掲載されている.
 USB-DACには安価なものから比較的高価格帯の機器まで色々あるけれど,この記事に紹介されているラトックシステム RAL-24192HA1 の,実際の通販価格をみて驚いた.
 安いところでは 27,000円だが,同じものを 55,000円で販売している業者もある.
 実に三万円近い差があって,55,000円ならもう一ランク上 (機能的に) のものが買える.
 高値で売っている業者は,実際にその価格で売れているのだろうか (売れると思っているのだろうか).

(二)
 いささか旧聞に属するが,少年を襲った隣家の犬を体当たりで撃退した飼い猫のこと.
 私が観た動画には“Heroic Cat Saves Boy Dog Attack”とキャプションが付いていて,アップされている他の動画も,みんな“Heroic Cat”とその猫を呼んでいる.
 犬に噛まれた少年と母親が“Hero”と表現しているからであるが,なるほどヒーローである.
 主人を救う飼い犬の話なら,いかにもありそうなことだが,猫でも窮地の友人を救うという行動をするのだなあと感心.

(三)
 理研の小保方研究員の不正な論文について理研は継続調査をしているが,理研の調査委員会が改竄と捏造があると認定して撤回を勧告した論文とは別の論文に、画像の不正があると報じられている.
 しかしもうこれは,誰も騒がぬ小さなネタでしかない.
 小保方晴子は既に消費されたのである.

(四)
 先日の記事「スイトンの謎」に関して,何か参考になることが書いてないかと,暮しの手帳編『戦争中の暮しの記録』(昭和四十四年初刷) をパラパラとめくってみた.
 あいにくスイトンのレシピについての記述はなかったが,忘れていた一枚の写真が目を引いた.
「路傍の畑」の節に載っている「耕せるところはどこでも耕した」とキャプションの付いた写真である.
 その「耕せるところ」とは大日本帝国国会議事堂の前であり,畑の中に議事堂が建っているという,まるで漫画のような光景なのであった.

(五)
 その暮しの手帳の編集長であった花森安治は,戦時中,大政翼賛会の外郭団体に籍を置いて国策広告に携わったために,「欲しがりません勝つまでは」が花森の考案によるとの誤解が広まったと Wikipedia【花森安治】にある.
 花森作といわれるキャッチコピーは他にもあって,それはどうなんだろう.誰か知っている人が Wikipedia【花森安治】に書いてくれないものだろうか.
 私がいま読んでいる山田風太郎『人間臨終図巻 3』に,花森安治の死に際が,批判なしに,むしろあたたかく淡々と書かれている.
 生前の花森は『戦争中の暮しの記録』にこう書いた.
できることなら、君もまた、君の後に生まれる者のために、そのまた後に生まれる者のために、この一冊を、たとえどんなにぼろぼろになっても、のこしておいてほしい。これが、この戦争を生きてきた者の一人としての、切なる願いである。
 私はそうしようと思っている.

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