雑多感想 5/14
(一)
毎日新聞(5/13 21:11 掲載) に,湯川秀樹博士がコロンビア大で客員教授を努めていた頃に使っていた黒板を大阪大学が譲り受け,同大の理学研究科に移されたとの記事が載った.
その記念式典が13日にあり,大阪大学特別栄誉教授の南部陽一郎先生が出席された.
毎日新聞の記事にはそのときの写真があり,九十三歳の南部先生の,かくしゃくとして,にこやかな笑顔にわけもなく感動した.
(二)
同じく毎日新聞.(5/14 4:28)
ツキノワグマが群馬県桐生市役所の敷地内に迷い込み,守衛から通報があり,警察と地元猟友会メンバーが射殺した.
桐生猟友会によると《クマは倉庫の奥で丸まって寝ていた。可哀そうだが、市街地だったので駆除はやむをえなかった》とのこと.(《》は毎日新聞の記事から引用)
体重五十キロのまだ若いクマであった.こんな市街地に出てこなければ死なずに済んだものを哀れである.
さてこのクマ,どこから来たものか.不思議である.
どこかで飼われていたものではないかという気がするのだが.
(三)
Yomiuri Online(5/13 10:55) 他の各紙が報じたところによれば,田村厚生労働相は昨日の記者会見で,基礎年金の受給開始時期を受給者の判断で遅らせ,七十五歳程度までの繰り下げ支給が選択できるようにすることを検討すると述べた.
現行制度は六十五歳から支給であるが,厚労省は既にこれを七十歳まで引き上げる制度の検討に入っている.
支給を七十歳開始にして,さらに七十五歳まで繰り下げ支給が可能とする.
次のステップでは,支給を七十五歳開始にして,さらに八十歳まで繰り下げ支給が可能とする.
もう一歩進めて,支給を八十歳開始にして,さらに八十五歳まで繰り下げ支給が可能とする.
ついでだから,支給を八十五歳開始にして,さらに九十歳まで繰り下げ支給が可能とする.
もう一つおまけに,支給を九十歳開始にして,さらに九十五歳まで繰り下げ支給が可能とする.
もってけ泥棒っ,というわけで,支給開始を百歳からにすれば遂に年金制度改革の完成である.
あなた百まで儂ゃ九十九まで,共にしらがの生えるまで,年金支給はありません.
こうして実質的に,年金を受け取れる国民はほとんどいなくなる.(笑)
それはそれとして,田村厚労相のプランによれば,生活保護費の増大が不可避となる.
年金支給まで生活保護で食いつなごうというわけだ.
これを回避するために,繰り下げ支給を希望した者には生活保護を受けさせない制度にすれば,誰がハイリスクな繰り下げ支給なんぞ希望するものか.
こういうことに触れずにアドバルーンを上げて,馬鹿じゃなかろうか,この人は.
(四)
静岡の知人から新茶が届いた.
まことに美味.
ところで,茶処静岡の家庭では,季節になれば当たり前のように新茶を飲むが,余所の地方ではどうなんだろう.
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