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2014年4月25日 (金)

黒福

 全国紙各紙の報道(4/24) によれば,伊勢の和菓子老舗『赤福』の浜田典保社長が,臨時株主総会と取締役会(4/23) で,同社オーナーである父親の浜田益嗣 (七十六歳) によって解任された.後任は母親の浜田勝子.

『赤福』は2007年に長年にわたる悪質な食品衛生法違反 (Wikipedia【赤福餅】参照) で営業停止処分をくらい,浜田益嗣は会長ポストを引責辞任し,その後,息子の浜田典保氏が,コンプライアンス経営を掲げて同族経営からの脱皮と経営再建を図り,営業成績を益嗣時代よりも伸ばしてきた経緯がある.
 和菓子は,類似商品群を合わせれば餡入り生八つ橋が売り上げ最大であるが,単品では赤福餅が日本一である.
 その有名和菓子のデタラメな食衛法違反を知った時,我々食品業界の技術者は唖然としたものだ.

 だいたい浜田益嗣という男は,食品企業の遵守すべきコンプライアンスなんぞ歯牙にもかけぬ人物のようで,会長職を引いたあとも反省の弁どころか,経営への復帰を公然と表明していたが,いよいよ旧体制復活というわけだ.

 浜田益嗣がいくら悪徳経営者でも,さすがに過去の露骨な食品衛生法違反を再び行うことはなかろうが,それに近いことは又やるんじゃなかろうかと思う.雀百まで踊り忘れず.
 雀百まで,わしゃ九十九まで.なんだそれは.

 新聞報道によれば,社内に旧体制復活を歓迎する声があるらしいのが情けない.
 伊勢の赤福ええじゃないか.全然よくない.

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