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2014年4月 5日 (土)

武田教授の小保方擁護

 理研の小保方研究員 (以下,小保方) が引き起こした先般の事件に関して,理研の調査委員会が明らかにしたところによれば,小保方が調査委員会に提出した実験ノートは,わずか二冊であった.

 これについて小保方擁護の論陣を張る中部大学の武田邦彦教授が,個人ウェブサイトに掲載した記事《「実験ノート」とはなにか? 》(4/4 付) で次のように述べている.(以下,《》内斜体部は引用)

つまり特許申請の時に実験ノートをつけるとそれが着想の証拠になるからですが、今ではメール、画像取り込みの日付などを残しておけば実験ノートは要りませんし、もちろん学問には関係なく、知的財産を登録しようとすれば必要になる場合もあるということで、本来の学問で必要なものではありません。
その点で理研の記者会見は研究が杜撰だったということを実験ノートまで持ち出して批判するという極めてあくどいものでした。私自身も20年ほど前から実験ノートを持っていませんし、若い人に強制もしません。

 何をたわけたことを言っておるのか.
 小保方はもちろんPCを使用していたと調査委員会は報告している.
 しかし小保方は,そのPCは私物であるからとして,調査委員会の求めに応ぜず,中のデータを渡さなかったのである.これも調査委員会が報告したことだ.
 なぜ小保方は調査委員会に私物PCに記録されたデータを渡さなかったか.
 このことは,私物PCに小保方にとって都合の悪いことが記録されていることを強く示唆する.

 警察,公取や労基には捜査権があるから私物のPCでも取り押さえることができるが,もちろん理研の調査委員会には捜査権はない.
 そのため調査委員会はやむを得ず,小保方の実験ノートにはほとんど何も書かれていなかった (=実験が実際に行われたか否かを検証することができなかった) と報告したのである.

 武田教授は当然このことを承知しているはずだ.
 しかるに小保方がPCの中身を調査委員会に渡さなかったことは故意に伏せて,上記の記事《「実験ノート」とはなにか? 》で調査委員会は《極めてあくどい》とまで書いた.

 都合の悪い事実を伏せる.こういうのを捏造という.
 武田教授は,捏造を擁護するに捏造をもってするのである.

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