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2014年1月25日 (土)

侘びしきソーセージマフィン

 最近,週に一度は朝マックを買っている.
 ソーセージマフィンのコンビを買って店内ではコーヒーだけ飲んで,ソーセージマフィンは通勤カバンに入れて持ち出し,その日の昼飯にする.
 こうすると昼食代が百円で済むのである.(笑)

 ところで,老人としては異常に頻繁にソーセージマフィンを食べていて気が付いたのだが,パティを挟んでいるマフィンの大きさが,上下でかなり違う.
 昨日買ったソーセージマフィンでパティに接する面の直径を実測したところ,下のマフィンが9.5cmなのに対して,上は8cmであった.ひどいときは,もっと上のマフィンが小さい.
 以前はこんなではなかったと思う.
 推測だが,コンビというメニューが登場して,ソーセージマフィン単体価格を百円に設定したときからではないかと思う.
 すなわち,今のソーセージマフィン・コンビ用のマフィンにはサイズが二通りあり,上と下で区別されているのではないか.
 マクドナルドの利用者はみんな気が付いていると思う.それくらい大きさが違うのである.

 この問題についてネットを検索してみると,私と同じことに気が付いた人がいて,『ミキパパ単身赴任日記』というブログにそのことを書いておられる.
 2013年08月28日と2014年01月13日の記事であるが,写真入りで一目瞭然なので朝マック利用者各位はぜひご覧いただきたい.
 そこでミキパパさんが敢然として立ち上がり,マクドナルドに確認してブログに書いた記事によると,マクドナルドは大きさの違いを否定しているようだ.
 ちなみに,そのブログの筆者はどうも還暦過ぎで私と同年輩らしい.いつの間にかマフィンのサイズを変えるなどというコソコソした行動を嫌う姿勢に親近感を感じた (^^;).

 さて,ソーセージマフィンに使われているマフィンの上下でサイズが異なるという,その理由はなにか.
 ソーセージマフィン単体価格を百円にしたためのコストダウンだろうか.
 貧すれば鈍す.
 もしそうなら,一目瞭然でバレてしまわぬように,もっと上手にやらなきゃね.
 ミキパパさんのクレームに対して,マフィン上下のサイズの違いを否定しないで「百円で提供するための措置です」と正直に言った方が好感をもたれるはずだ.
 それに,マフィンをマクドナルドに納入している製パン業者も,マフィンを二種類作るのでは目論見ほどコストカットになっていないのではなかろうか.

 日本マクドナルドの不振は経営者交代したくらいでは回復しない.
 まずは,店によって同じハンバーガーの価格が違うという一物多価をやめることだ.消費者を愚弄している.
 次に,上に書いたような見え見えのセコイことを考えぬこと.
 さらには,期間限定で千円マックを売り出したはいいが,急遽セットした千円マック御購入者様用の特別席がトイレの前だったというようなアホをやらないこと.千円もだしたのにトイレの前で食わされた人は,二度とその店に行かないだろう.(検索するとその特別席の画像がヒットする)

 ところで,パッケージはそのままに,価格は据え置くが内容量を徐々に減らしている食品があることに消費者は気づいているだろうか.アベノミクス効果である (笑).

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