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2013年11月 7日 (木)

秋葉原昼飯事情

 少し前の PRESIDENT Online (10月22日配信) に,デジタルハリウッド大学客員准教授という肩書の梅本克氏という人が,今の神田界隈のそこかしこにあるカレー店について「秋葉原はなぜカレーの街になったか」という一文を寄せていた.
 それによると,神保町でカレーを出す店は82店舗あり,秋葉原では110店舗あるという.ただしこの数は,喫茶店の軽食メニューなども含んでいて,インド料理店やカレー専門店の数はぐんと減るが,それにしてもカレー密度はかなり高いようだ.

 梅本氏は,秋葉原にカレー専門店や,カレーがメニューにある店の多いことについて,
(1) 秋葉原には若い男達が多い.若い男が大勢いる地域には,安い・早い・大盛りの食べ物を提供する外食産業が発展しやすい,
(2) カレーはその昔に軍隊食として採用されていたため,日清日露の戦争から戻った兵士達が地元に戻り,懐かしのカレーを広めた.カレーは元来が男の料理だった,
(3) 神保町も秋葉原も趣味人の街だから,通りいっぺんのカレーではないカレー専門店が多い,
としている.

 アスキー総合研究所の遠藤諭氏が,コンピュータ・プログラマーはカレーが好きだと,昔のアスキー誌に書いていた記憶がある.よく知られているように,コンピュータの世界ではインド人が多く,その影響ではないかという話だったと思う.
 しかし秋葉を徘徊する人々 (一部に老人 σ(^^;) も含む) がインド人の影響下にあるとも思えず,まぁ梅本氏の意見が妥当なところかと思う.

 昔私が若い頃,電気街改札口を出て秋葉原デパート(今はもうない)の向こう側のパーツ屋街とか,中央通りの信号を渡った先にある東京ラジオデパートにラジオやアンプの部品を買い出しに行ったものだが,当時はほんとに飲食店が少なくて,昼飯時に空いている店を探すに苦労したものだ.

 時が経って,秋葉原にPC部品店が林立した頃には,中央通りに面して「小諸そば」ができて,秋葉原徘徊の際にはもっぱら同店の「ざるうどん鶏唐揚げ丼セット」を食うのが私の定番昼飯となり,それでなければ「松楽」のワンタンメンを食っていた.
(私と同類の諸兄は「じゃんがら」のラーメンに長い列を作っていたが,私は列が嫌いなので一度もじゃんがらに入ったことがない)

 それが今はどうだろう.秋葉原マップを見ると,秋葉はまるで飲食店街のようである.カレーの店は16店舗もある.
 そう言われてみると,最近は「じゃんがら」に列ができていないこともあるし,昔懐かしの「松楽」なんかはガラガラだ.

 秋葉原に新興飲食店がどんどん増えて,例えばUDX内のレストラン街もなかなか充実しており,身なりが秋葉ファッションではないカップルなんかもいて賑わっている.隔世の感ありとはこのことである.
 そこで最近,秋葉原UDXレストラン街の三店で食事してみた.三回とも昼飯ではなく友人との飲み会だったが,味は・・・どれも,何度もいくほどの店ではなかった.

 今度の休みには久しぶりに秋葉を徘徊してみようかと思うが,やはり昼飯は小諸そばで食べることにしよう.あ,キッチンジローという手もあるか.おおそうだ,ルノアールのピザトーストで軽く済ませてもいいなあ.軽食なら昔は古炉奈といういい店があったのだが,仕方ない.これも昭和は遠くなりにけり,ということで.

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