« カレーの歌 ふたたび | トップページ | ヒスタミン値異常による自主回収 »

2013年10月27日 (日)

言い放題を書き殴る記者

 雑誌 SAPIO (10月号)に『「一緒に井戸を掘り、一人で飲む」- 諺でわかる韓国人の国民性』と題した記事が掲載されている.(@nifty ニュースに全文が転載されている)
 いわゆる嫌韓を煽る意図のものであるが,中に《ある企業関係者によると、韓国国内に導入された機械設備は、保守点検がいい加減なので日本の半分も寿命がもたないという。会社の備品など「他人の七文」だから知ったことか、ということなのだろう》と書かれている.
 ここで SAPIO の当該記事全体の意図については論じない.論じる価値はないと思うが,《保守点検がいい加減なので日本の半分も寿命がもたない》なら,設備コストは日本の二倍であることになる.そのハイコストでも世界で戦える競争力ならば,嫌韓なんぞを煽っている場合か.
 記事を書いたら,その文章から得られる結論「韓国産業の設備コストは日本の二倍」が真っ当なものかどうか検証して一言でも触れるのが,ものを書いて飯を食っている人間の義務であろう.

|

« カレーの歌 ふたたび | トップページ | ヒスタミン値異常による自主回収 »

新・雑事雑感」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 言い放題を書き殴る記者:

« カレーの歌 ふたたび | トップページ | ヒスタミン値異常による自主回収 »