言い放題を書き殴る記者
雑誌 SAPIO (10月号)に『「一緒に井戸を掘り、一人で飲む」- 諺でわかる韓国人の国民性』と題した記事が掲載されている.(@nifty ニュースに全文が転載されている)
いわゆる嫌韓を煽る意図のものであるが,中に《ある企業関係者によると、韓国国内に導入された機械設備は、保守点検がいい加減なので日本の半分も寿命がもたないという。会社の備品など「他人の七文」だから知ったことか、ということなのだろう》と書かれている.
ここで SAPIO の当該記事全体の意図については論じない.論じる価値はないと思うが,《保守点検がいい加減なので日本の半分も寿命がもたない》なら,設備コストは日本の二倍であることになる.そのハイコストでも世界で戦える競争力ならば,嫌韓なんぞを煽っている場合か.
記事を書いたら,その文章から得られる結論「韓国産業の設備コストは日本の二倍」が真っ当なものかどうか検証して一言でも触れるのが,ものを書いて飯を食っている人間の義務であろう.
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