ヒスタミン値異常による自主回収
今月11日,はごろもフーズは,「シーチキン マイルド」「素材そのままシーチキン マイルド」「シーチキン マイルド(キャノーラ)」の三商品から,自社基準を超えるアレルギー物質ヒスタミンが検出されたとして,合計約六万缶の自主回収を開始した.
続いて昨日26日,日本ハムの子会社の宝幸が,「ホニホ ライトツナフレークまぐろ油漬 ひまわり油使用」から、同じく自社基準を超えるヒスタミンが検出されたとして、これまた合計約六万缶を自主回収すると発表した.
はごろもフーズは国内工場,宝幸はタイの工場製品である.
いずれも消費者からの「味が変だ」という通報によるが,もしかしたら缶詰業界は,味に関するクレームとヒスタミンの関係に,これまで気づいていなかったのではないだろうか.宝幸は当然はごろもフーズの自主回収を承知していたわけだから,消費者からの通報でただちにヒスタミンの分析をし,品質異常に気づいたのではないか.そんな感じがする.
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