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2013年10月23日 (水)

私のなんちゃってPCオーディオ

 つい最近まで,音楽(私は趣味が偏っていて,和洋のポップスや器楽曲が主でクラシックは門外漢)を聴くときは,PCに接続したアクティブスピーカーを使っていた.ヤマハや ONKYO の,それなりに品質の良いものであるが.
 ところが長年の愛用でくたびれたか,アクティブスピーカーの音量調節ツマミを回すとガリガリと雑音がまじるようになってしまった.
 そこで我が音楽鑑賞システムを更新することにしたのだが,どうせならワンランクアップしようと思い,いわゆるオーディオっぽい機器で音楽鑑賞環境を構成することにした.
 しかしなにせこの分野では素人なので,他人の評判で機器を選定するしかない.頼りは Amazon と価格.com のレビューである.

 まず基本的な構成であるが,音源はPCまたはNASに蓄積した mp4 資産を用いることにして,iTunes の使用が前提である.
 アンプについて調べ始めてすぐ「おおっ」と思ったのは,今月末に発売になるソニーの HDDオーディオプレーヤーシステム HAP-S1 である.
 この機器のウリは以下の通り.

商品の説明(Amazon から引用)
■HDD 搭載&PC ⇒ 自動転送
■WiFi 対応
■快適に楽曲の選曲ができるフルカラー4.3インチ LCD 搭載
■専用スマホ/タブレットアプリでサクサク操作
■常時バッファリングでサクサク選局ができるインターネットラジオ機能搭載

 特にオーディオ機器寄りの発想ではない斬新なフルカラー4.3インチLCD搭載と HDD 搭載がすばらしい.すばらしいけど,このシステム単独では操作がサクサクいかないと容易に想像できる.そこでタブレットから操作することになるのであろうが,それなら手持ちのPCで iTunes を使っても同じことである.
 インターネットラジオ機能搭載も魅力的だし,外観もグッドなのだが,発売直後のソニー製品に手を出すのはちょっとリスクが高い.よって後髪引かれる思いがするが,これは却下.(本音は「高くて手が出ない」なのである)

 花より団子.結局のところ選定したのは,PCに USB で WAVIO USB デジタルオーディオプロセッサー SE-U55SX2 を繋ぎ,これのアナログアウトを TEAC のプリメインアンプ A-R630 (ラインイン7系統,スピーカーは2系統を切替可能)に入れて,ONKYO のスピーカー D-112EXT を鳴らすという構成.このアンプはとにかく安いところがすばらしい.

 CDを使用することもあるので,TEAC のCDプレーヤー CD-P650 を A-R630 に繋いでおく.この CD-P650 は USB 接続で iPod を音源にすることもできる.あまり使わんと思うけれど.このCDプレーヤー はとにかく安いところが気に入った.

0330pc_audio1

WAVIO SE-U55SX2 (上段右),
TEAC A-R630 (上段左),
TEAC CD-P650 (下段)

0330pc_audio2

ONKYO D-112EXT

 ネットラジオを小音量で聴くときのために,A-R630 の出力2系統のうちの一つにヤマハの小型ブックシェルフスピーカー NS-210 を接続した.これは PC ラックに設置.このスピーカーはとにかく安くて小さいところがよろしい.パッシブスピーカーで,安くて小型のものはあまり選択肢がないのである.ほぼこれ一択.

 骨格は以上だが,スピーカー D-112EXT は HAYAMI の NXシリーズ 小型スピーカースタンド(Amazon で人気商品)に載せ,インシュレーターは audio-technica AT6091 をかませている.このインシュレーターは,滑り止めによいとの評判なので選択した.インシュレーターを使うと,本来の目的である音がよくなるかどうかは知らない.

 アンプとスピーカーの接続は BELDEN のスピーカーケーブルを使用した.BELDEN の内部配線材は信頼性が高いことで有名で,他人に見られたときに「BELDEN だよ」と言うと格好いいかも知れないので,これにした.

 スピーカーケーブルの末端には audio-technica のソルダーレスバナナプラグ AT6302 を使用した.このバナナプラグは見た目がとてもよいので選んだ.見た目重視で選んだのに,スピーカーもアンプも接続端子が背面にあるので見えなくなってしまうのが残念だ.このバナナプラグを使うとよい音がするかどうかは知らない.

 ヤマハ NS-210 は高級なインシュレーターを使うほどのものではないので,非反発ゴム製で直径30mm半球型の防振アイテムを底面に貼り付けた.気は心である.

 さあ私の,とにかく安いところがすてきな,なんちゃってPCオーディオシステムの音はいかに.
 スピーカーはまずまずとして,アンプとCD プレーヤーは,お値段格安のエントリーモデルであるからして,よく見ると筐体もツマミもチープ感あふれる佇まいなのだが,私の耳もチープなので,よくフィットしていると思う.割れ鍋に綴じ蓋ともいう.

 さて曲を聴いてみた.手持ちの音源の中でたぶん一番古い録音なのは,コニー・フランシスのベスト盤である.これまでのPC接続アクティブスピーカーでは,彼女のきれいな高い声がちょっと濁った感じで,昔の録音のせいかと思っていたのだが,これが大変すっきりとした印象になった.非常に満足である.よかったよかった.

【関連記事】
私のなんちゃってPCオーディオ その二

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