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2013年8月19日 (月)

バビロニアの悪霊

 週刊アスキー連載『神は雲の中にあられる』(遠藤諭;9/3号)の冒頭に,アフリカで「“イナゴの大群”という言葉はあるが、おびただしい数で大地の草を食べつくすのは“バッタ”なのだそうだ」とあった.

 それで思い出したことがある.
 アメリカ映画『エクソシスト』は日本公開が1974年であるが,大学を卒業して地方に就職したある日,暇つぶしに観にいって大変感動した.

 映画の冒頭で「イラクでの遺跡発掘を調査していたメリン神父は、悪霊パズズの像を発見する。それは、十年前にアフリカで彼と死闘を交えた悪霊であった。メリン神父は「この邪悪な宿敵と再戦する日が近い」と予感する」(Wikipedia から引用)のだが,この「パズズ (Pazuzu) は、アッカドに伝わる風と熱風の悪霊であり、魔神の名である」「蝗害を具神化した存在とも考えられている」(同引用)である.
 ここでいう蝗害とは,アフリカや中東でサバクトビバッタが大発生して深刻な農業被害をもたらすことをいう.

 映画『エクソシスト』はメリン神父と悪霊パズズの戦いを描いたものであって,パズズとバッタの関係についてはふれていない(よね?).
 それで『エクソシスト2』で唐突にバッタがでてきたとき,なぜバッタなのかわけがわからず,つまらん映画だと思ったのだった.

 今でこそパズズについて上に書いたような知識をもっているが,もう一度『エクソシスト2』を観たらどうなんだろう.この映画,絶賛する向きが多いという話を聞くのだが.

【関連記事】
またバビロニアの悪霊について (2013年8月21日)

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