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2013年8月15日 (木)

昭和史の前期について学びたい

 新潟の寒村に生まれ,農家の三男であったために早く家を出て海軍を志願し,南方において戦うも,病を得て新潟の病院で敗戦の日を迎えた私の父は戦後,三人の子に一切戦中のことを語らなかった.

 戦死者は語らず,生き延びた者もまた語らず.

 今はどうか知らぬが,私が高等学校のときの日本史授業は明治までで終わった.大方の教師は昭和史に触れることを恐れていたのだろうと思う.

 おかげで昭和の前期に何があったのか全く知らぬまま世に出た私は,この歳になってもまだ,今に残された昭和史の資料を拾いながらとぼとぼと歩いている.

 沖縄県知事島田叡,沖縄根拠地隊司令官大田実,最後の海軍大将井上成美・・・
 戦争末期,沖縄戦から敗戦に至るまでの間,負け戦を我が身に引き受けて戦った心高潔なたくさんの人々のことを考えながら,今日一日を過ごそうと思う.

【今月の読書予定】
梯久美子『昭和二十年夏、女たちの戦争』(角川文庫)
梯久美子『散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道』(新潮文庫)
梯久美子『昭和の遺書―55人の魂の記録』(文春新書)

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