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2008年11月 2日 (日)

検査衣

 読売新聞のウェブサイトにある人気コンテンツの掲示板『発言小町』に《38年生きてきて知りませんでした》と題したスレッド(この掲示板ではトピという)が立っている.いい年になるまで知らずにいた恥ずかしいことを白状しようという趣旨のトピである.
 一番最初に付いたレスは間抜けな横レスなので無視すると,その次にアップされた「米国の病院で使われている診察着」の話題がおもしろかった.
 本題の前に横道に逸れてナンだが,この発言者は「診察着」と書いているけれど,これは「検査衣(着)」のこと.読んでアレ?と思ったので一応調べてみたが,普通「診察着」は医師が着用する白衣で,私達が人間ドックなどで検査を受ける時に着るのは「検査衣」と呼ぶようである.
 さて,このレスによると,米国では医師は患者さんの背中に聴診器を当てるのだそうである.従って検査衣の着方は日本と逆で,例えば浴衣を前後ろに着るように着けるのだそうだ.この人はテレビで救急病院を舞台にしたドラマを見て,米国在住の時の自分の間違いを知ったというが,私はこのレスで初めてこのことを知った.私は米国で病院にいく機会が一生ないだろうからどうでもいいようなものだが.
 で,それはそれとして思い出したことが一つある.私の会社の先輩が,病院で大腸内視鏡検査を受けた時のことである.
 その人は検査の受付を済ませたあと,ナースに上下に分かれた検査衣を渡されて「着替えてください」と言われた.よくあるタイプの,下がデカパンの甚平みたいなやつである.これをロッカールームで着替えて検査室に行き,ベッドに乗ったら「前の方に用事はありません」とナースに叱られてしまった.彼は自分がいつもはいている下着と同じようにして,検査衣のデカパンのスリットを前にして着用していたのだが,当然のことながらこれでは内視鏡を○門から挿入することができない.スリットは後ろでなければいけないわけである.
 私はその数年後,自分も大腸の内視鏡検査を受ける羽目になったのだが,上のことを聞いて知っていたので,事なきを得た.でも,これって結構失敗する人が他にもいるんじゃないかと思うが,どうだろう.私と先輩だけですか.そうですか.すみません.

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