2026年3月 6日 (金)

数え歳の喜寿でぎっくり腰に

 つい先日,数え歳の喜寿を迎えて,長寿を自分で寿いでいたら,歳のせいではない体調不良で暫く寝込んだ.
 体調不良とは,若い時からのぎっくり腰である.
 上に「寝込んだ」とは書いたが,実は寝床で横になっていればよいというものでもない.
 ぎっくり腰の症状と対処は人によるのであり,ベッドで横向きに寝ているのが楽 (仰向けやうつ伏せは,多分というかきっとよくない) だという人もいるし,椅子に姿勢よく腰かけているのがいいという人もいる.
 要は腰の患部の炎症が激化しないように,「動かない」ことが肝心なのである.
 
 医者によっては「ぎっくり腰は,早く良くなりたければ動け」という人もいるが,ぎっくり腰になりたては,動きたくても動けないのである.
 ロキソニンなんかを服用しながら一日か二日は安静にしていなければいけない.
 この時に無理すると,取り返しのつかないことになる.
 姿勢がかたまってしまわぬよう,ソロソロと動けるようになってから,回復のため少し動くようにするのがよい.
 
 上に示したのがおよその医師のコンセンサスだが,上に「医師によっては」と書いたその例を挙げる.
 あいちせぼね病院《腰痛の専門医による安心アドバイス》の医師は下のようなことを言っている.
 
ぎっくり腰は安静にした方が良い?
 ぎっくり腰は痛みが強いのでついつい横になって休んでしまうことが多いですが、できるだけ安静にしない方が早く治ると言われています。
 たくさんの研究がありますが、「ぎっくり腰になった時に安静にしていたグループと、できるだけ普段通りの生活をしていたグループを比べると、痛いながらも普段通りの生活を心がけたグループの方が良くなることが多かった」ということが分かっています。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
痛いながらも普段通りの生活を心がけたグループの方が良くなることが多かった》とこの医師は言うが,それは「腰に慢性の痛みがある」といった程度の腰痛の場合である.(ただし《多かった》と曖昧にして逃げている)
 普段通りの生活が不可能なのが,ぎっくり腰なのだ.
 こういう医者は,一度自分がぎっくり腰にならなければわからぬのであろう.
 
Photo_20240810084301

|

2026年2月24日 (火)

日本経済はアベノミクスで低落し,サナエノミクスで崩壊する /工事中

 ABEMA TIMES《「高市総理は自分たちを助けてくれる」金融マーケットと有権者の間に経済対策巡る認識ギャップ… 経済愛好家・肉乃小路ニクヨ氏が指摘「有権者は変化を望んだ」「ここからは実行力が問われる段階」》[掲載日 2026年2月21日] から下に引用する.
 
衆院選では、積極財政という経済政策が有権者に支持されて自民党が圧勝した。選挙ドットコムの鈴木邦和編集長によると、有権者に行った調査で投資家や経済専門家などのマーケットと一般の有権者の間には、経済対策に対する認識にギャップがあったことがわかったという。
 有権者に「物価高の原因は?」と質問したところ、1位が「戦争による原材料費高騰」、2位が「円安」との回答が。現在の物価高を誘発する原因は海外要因であり、これまで政府がとっていた低金利政策によるものではない、また「高市総理は積極財政で自分たちを助けようとしてくれている」という認識が多かったようだ。
 この認識のギャップについて、ニクヨ氏は「かつての積極財政じゃない財政規律でうまくいっていたかというと、そうでもなかったところもあるので、やっぱり有権者は変化を望んだ。実際には、インフレ風で財政を吹かすと、物価高になってしまうかもしれないリスクはあるけれど、有権者は成長して賃金を上げていこうと判断したのではないか」と分析する。
 また、現状について「ここから先どのような対策を打っていって、もしインフレが起こりそうになったらどういう対策を打っていくか、実行力が問われる段階なのではないか」と述べた。
 そして、世間の高市政権への期待度は非常に高い。その点については「これは本当に重責だと思うので、有権者の気持ちをしっかりと受け止めて政治を行ってほしい」と要望した。
 
 自民党が圧勝した今回の衆院選は,いかに日本国民が経済の基本に疎いかをはっきりと示した.
 ある海外メディアは「日本人は政策ではなく見た目でリーダーを選んだ」と衆院選を批評したがその通りである.
 これに関して,高市首相の持ち物のバッグや筆記具が売れたという報道は,一部の日本女性の知的レベルを示している.
 情けない限りだ.
 それはともかく,肉乃小路ニクヨ氏とやらの《インフレ風で財政を吹かすと、物価高になってしまうかもしれないリスクはある》は,経済の基本知識があるのか疑わしい発言だ.
 なぜならそもそも「インフレ風を吹かす」とは,政府が政策によって「インフレーションを意図的に引き起こそうとする,あるいはインフレ傾向を強めようとする」ことを指すからである.
 すなわち《物価高になってしまうかもしれないリスクはある》どころか,政府が意図的に物価高を引き起こそうとするのが「インフレ風を吹かす」なのである.
 
 ここで一つ注釈を入れると,政府が「インフレ風を吹か」してインフレに誘導したのに,効果が出ないことはある.
 実例が例のアベノミクスだ.
 論理が単純すぎるが,昔は,インフレになると国民は「これから先,カネの価値が下がるのなら今使ってしまえ」という消費行動に出るとされてきた.
 安倍晋三は,いわゆるアベノミクス (2012年末~) における「異次元の金融緩和」として,1999年から続く「ゼロ金利政策」をさらに強化するとして2016年から「マイナス金利政策」を導入した.目的はデフレ脱却と2%の物価上昇であり.長期間にわたり金利は低下し続けた.
 しかしこれが大間違いだった.
 安倍晋三のような富裕層は,国民に「銀行におカネを預けていても目減りするだけだから,それならおカネを使いましょう」と誘導したのだが,日本人はそれほどラテン的ではなかったのである.
 安倍が国民に「預貯金をいくら持っていても金利がつかないどころか,物価が上がればおカネの価値は目減りするから,消費しましょう,投資しましょう」といくら勧めても,日本国民の貯蓄性向は変化しなかった.
 なぜか.
 日本国民の強い貯蓄性向の理由は「買いたいものがあるから貯蓄する」のではなく「惨めな老後を過ごしたくないから老後資金を貯める」だからである.
「もし政府が言うとおりにおカネが目減りするのなら,減った分を補うために生活を切り詰めて貯蓄しよう」と国民は考えた.
 あの「物価上昇を考慮すると老後資金は二千万円必要である」が国民の貯蓄性向に拍車をかけた.
 安倍晋三が「インフレ風を吹か」せば吹かすほど,国民は消費しなくなり,老後資金の貯蓄に励み,経済は沈滞した.
 若い人たちは「結婚して子供ができれば惨めな老後が待っている」と考えて結婚を諦めた.
 こうして日本はデフレスパイラルと少子化に堕ち込んだのであった.
 この現象はイソップ物語の「北風と太陽」そのままだった.
 日本の経済成長は,「インフレ風を吹か」して国民の恐怖を煽ることではなく,「少しの老後資金でも安心して老後を迎えられる」という福祉政策が有効だったのに,金持ちの安倍晋三にはそれが理解できなかった.
 貧しい国民の気持ちを,富裕な政治家たちは結局理解できないのである.
 
 そしてこの経験に学ばず,性懲りもなく前轍を踏もうというのが高市首相の「責任ある積極財政」である.
 
 毎日新聞《識者が危ぶむ首相の「過度な緊縮志向」発言 払拭できぬ市場の懸念》[掲載日 2026年2月21日] から下に引用する.
 
高市早苗首相が就任後、初めて臨んだ施政方針演説は、「高市カラー」を前面に押し出す内容となった。その焦点をどう見るべきか、識者に聞いた。
 
日本総研主席研究員・河村小百合氏
 日本の財政状況を示す表現として「過度な緊縮志向」といった言葉を使う高市早苗首相の現状認識から問題を感じざるを得ない。「マーケットからの信認を確保していく」と語るが、このような認識のもとで財政運営を進めるのであれば、市場の懸念は払拭(ふっしょく)されない。首相就任以降、財政悪化懸念から金利が上昇し、円安が進んだことの意味を真剣に受け止めていないのではないか。
 「成長」を語る上での認識も正しいものではない。日本の技術革新力や労働の効率性などを「他国と遜色ない」と評価するが、非製造業のIT化などは遅れている。経済成長に必要な最も大きな要素は人口だが、人口減少の問題にあまり触れていない。それで、投資さえすれば経済成長につながるかのように語るのは、カネの力、政府の力を過信している。産業政策は投資だけでは成功しない。
 必要な予算を可能な限り当初予算で措置するという構造改革の方針は評価する。投資を進めるための複数年度予算の推進についても、毎年度の収支目標を立てれば問題ない。ただ、高市内閣が収支への目配りができるかは疑問だ。首相は「財政規律にも配慮する」と強調するが、財政健全化の指標となる国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)に全く触れなかったのにも驚いた。
 消費減税については、超党派の国民会議で今後議論していくということだが、演説で責任を持って財源についても語るべきだった。
 
 高市首相は「今後の経済成長に必要なものは国内投資である」として以下の17分野を列挙した.
 
 AI・半導体,造船,量子,バイオ,航空・宇宙,デジタル・情報安全,コンテンツ,フードテック,資源エネルギーGX,防災・国土強靱化,創薬・先端医療,核融合,重要鉱物,港湾ロジスティクス,防衛,情報通信,海洋
 
 これらの産業分野を,減税措置や直接投資などで育成していくというのだが,上記の河村氏は《投資さえすれば経済成長につながるかのように語るのは、カネの力、政府の力を過信している。産業政策は投資だけでは成功しない》と批判している.



|

2026年2月21日 (土)

夏までは米の価格を高止まりさせると木徳神糧は表明した

 共同通信《新米出回れば「処分売り」で下落 木徳神糧、5キロ3500円理想》[掲載日 2026年2月19日] から下に引用する.
 
コメ卸大手の木徳神糧の竹内伸夫会長は19日、今年の新米が出回れば赤字覚悟の「処分売り」が起き、店頭価格は下がるだろうとの見方を示した。現状の高値は消費者の理解が得られず「販売が減っている」と指摘。店頭価格が「5キロ3500円くらいであれば、消費者に納得され農家も再生産できる」と強調した。
 竹内氏は記者会見で、コメが余っている状態で新米が出れば、価格の高い前年のコメは古米となって店頭価格が下がるとした。新米の出回りは早ければ例年夏ごろ始まる。
 2024年のコメ不足を踏まえ、25年産米は各地で大幅増産となった。備蓄米放出や外国産米の民間輸入も加わり、25年12月末の民間在庫は前年12月末比85万トン増の338万トンまで膨らんでいる。
 流通量は十分だが店頭価格が大幅に下落していない。高値で調達したコメを精米や包装をした上でスーパーに売るため現状で「赤字で販売するわけにはいかない」とも述べた。ただ店頭販売の落ち込みを受け、徐々に価格を下げる必要性に迫られているとした。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 昨年末,多くの大学の農業経済学者が「年が明ければ米の価格は下がる」と予想した.
 しかし年が明けても価格は高止まりしたままであった.
 次に一月には「二月になれば下がるだろう」と述べた.
 だが二月の下旬になっても高止まりしたままである.
 普通の商売は,年度末になると価格を下げて販売し,在庫を減らす.減らさざるを得ない.決算のためである.
 だが三月になって2025年産米の価格を下げれば,2026年産米の価格に影響する.
 だから《コメ卸大手の木徳神糧》などは,たとえ大量在庫を抱えたままの決算をしてでも,2025年産米の価格を維持する不退転の構えだ.
 上に引用した記事の通り,米卸業界は三月どころか夏までは高止まりしたままにする決意を示したわけだ.
今年の新米が出回れば赤字覚悟の「処分売り」が起き、店頭価格は下がるだろう》とは,逆に言えば,今年の新米が出回るまでは処分売りはしないぞ,という意味である.
「高いと消費者が言うなら買ってくれなくても結構だ」という上から目線である.
 なぜなら衆院選で大勝した高市内閣は当然のことながら,米価格を可及的に高く維持するというこれまでの方針を続行するからである.
 首相は「米の減産によって米価格を高く維持する政策は,国民の支持を得た」というに違いない.
 そういうわけで,政府のバックアップがあるから,米流通業者は,消費者なんか怖くないのである.
 
Photo_20240810084301

|

2026年2月20日 (金)

天皇は男でなければならないという女性首相の信念は実現するだろう

 国会中継で高市首相の施政方針演説を聞いた.
 首相が,皇室典範と日本国憲法の改正に声を張り上げた時,衆院の三分の二を占めた与党の諸議員の大きな拍手と「そうだっ!」との不規則発言が議場に響いた.

 さて議長の許可を得ない発言を「不規則発言」と呼ぶのだが,この時の「そうだっ!」は何人もの議員が声を揃えて整然と大きな声で発言した.不気味であった.
 おそらく予め打ち合わせた通りの見事な「不規則発言」であったろう.
 いわば「不規則発言」の唱和である.
「大政翼賛」という古い言葉がチラと頭の中をかすめた.
 
 それはともかく,高市首相はかねてより女系天皇に絶対反対の立場を表明してきた.
 と同時に,人気取りのためだろうが,女性天皇には反対しないとの発言をしてきた.
 しかし「女系天皇に絶対反対」と「女性天皇には反対しない」は論理的に両立しない.
 女性天皇を容認することは,女系天皇の可能性に途を開くからである.
 
 そのため,高市首相は,愛子内親王の天皇即位が不可能となるように皇室典範を変更するはずである.
 そしてその変更が高市無双の国会で実現すれば,先の戦争以後,ながらく続いた日本国民の皇室敬愛の歴史は幕を引くことになるだろう.
 
Photo_20240810084301

|

2026年2月17日 (火)

なか卯 うどん まずい

 昨日,藤沢駅の近くで買い物を済ませ,昼飯を駅周辺で食べようと考えた.
 駅の北口から西にテコテコ歩くと,中華食堂の東秀となか卯,それからガストがある.
 東秀は入ったことがある.「鶏の唐揚げ定食」が安くてガッツリ系でなかなかよい.「鶏の唐揚げ定食」は鶏唐げの数が四個 (税抜価格780円) と六個 (同1040円) の二種類があり,唐揚げがスーパーで売られているものよりもかなり大きいせいで.六個のやつは年寄りには量が多すぎる.
 吉野家「から揚げ定食」 (唐揚げ四個,同768円) と比較すると吉野家のほうが私はうまいと思うが,若いひとには東秀の一人前六個のやつが気に入るかもしれない.
 それはさておき,揚げ物の気分ではなかったので,なか卯でうどんを食うことに決めた.
 なか卯は随分と昔に入ったことがあるが,今はほぼ初めて状態なので,今のなか卯にどんなメニューがあるのかわからない.
 店に入ると入口に今時珍しい食券自動販売機があり,メニューが少ないから特に考えることもなく「鴨うどん」(同590円) にした.
 食券を店員に渡すとすぐに出てきたので,ゆで置きのうどんを温めて出す方式と見える.値段からしても立ち食い蕎麦屋のうどんと同じレベルだ.
 なか卯は確か「京風うどん」を標榜していたはずだか,出てきた「鴨うどん」は明らかに汁に醤油の色がついていた.
 しかも出汁が生臭い.
 手抜きの煮干し系の出汁の出来損ないみたいなにおいだ.
 しまったと思ったが,我慢して食った.食い物は食べ残さないのが昭和の仕来りだからである.
 鴨肉はゴムみたいに固かった.
 これなら立ち食いのほうがマシである.
 今時こんな店でよくやっていけるなあと感心しつつ Google の検索窓に「なか卯 鴨うどん」と入力したら「なか卯 うどん まずい」という検索語候補が表示された.
 さすがAIだ.
 世の中の人はなか卯のうどんをどう評価しているか,記事を読むと次のような投稿があった.
 
20260218a2e
 
 上に紹介した記事によると,なか卯は「京風うどん」の看板を二年ほど前に下ろしたらしい.
 しかしこんな生臭うどんを「東京風うどん」と言われたら東京の人はおこるだろうなあ.
 
Photo_20240810084301

|

2026年2月13日 (金)

高市首相は自民党の最右翼タカ派ではあるが参政党ほどの極右ではない

 日刊スポーツ《参政・神谷宗幣代表「数の力でバンバンやってくる」高市自民の“強行姿勢”に警戒感》[掲載日 2026年2月13日] から下に引用する.
 
参政党の神谷宗幣代表が13日、カンテレ制作のフジテレビ系の情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。衆院選で公示前議席198だった自民党が単独で3分の2を超える316を獲得して圧勝したことで、今後の野党のあり方について言及した。
 高市早苗首相は圧勝で求心力を高め、タカ派政策を推進する構えだが、神谷氏は「自民党の政策をチェックしていくことがメインになる」と野党としての立ち位置について語り、「たぶんへんなことをいっぱいやってくると思うので、数の力でバンバンやってくるので、おかしいところはおかしい。いいところはいい」と見解を示し、自民党の法案について「10本上がってきて1本ぐらいは○。それ以外は全部×、それぐらいになると思う」と話した。
 
 日本国憲法を廃して戦前の天皇主権に戻し,日本の核軍備と徴兵制の施行を主張する極右政党「参政党」の党首が,どの口で《たぶんへんなことをいっぱいやってくると思うので、数の力でバンバンやってくるので、おかしいところはおかしい。いいところはいい》などと「健全野党」みたいなことをほざくかよ.w
 
Photo_20240810084301

|

高市無双でおにぎりが値上げに

 読売新聞《セブンイレブン、おにぎりと弁当を約20円値上げ…手巻「ツナマヨ」は182円に》[掲載日 2026年2月12日] から下に引用する.
 
セブン―イレブン・ジャパンは12日、おにぎりと弁当の計29商品を約20円値上げすると発表した。コメなどの原材料や、容器などの資材価格の高騰を理由としている。値上げは昨年4月以来となる。
 値上げは10日から順次始めており、「手巻おにぎりシリーズ」のツナマヨネーズは、税抜きで17円値上げして182円、炭火焼紅しゃけが17円高い215円となる。
 
 Google で「米価格 最新」を AI検索すると,以下の結果だ.
 
2026年1月末時点のスーパーにおける米の店頭価格(5kg)は4,194円(税込)で、前週からほぼ横ばい(6円高)で推移しています。
 銘柄米は下落したもののブレンド米が上昇しており、高止まりの傾向が続いています。

 最新の米価格情報(2026年2月時点)
 スーパー店頭販売価格:5kgあたり平均4,194円(1月26日?2月1日のPOSデータ)。
 価格動向:前週比で6円高(+0.1%)と高止まり。
 産地卸売価格:令和7年産米の11月相対取引価格は、全銘柄平均で36,493円/玄米60kg。
 新米の概算金が前年より高く設定された影響で、店頭価格は高水準を維持しています。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 先月,一部のスーパーで銘柄米を値下げする動きがあるとテレビ報道され,二月に入ると価格下落が本格化すると専門家は予想した.
 ところが衆院選挙で自民党が怒涛の大躍進を遂げて,高市早苗無双状態になった.
 選挙結果を受けて鈴木農相は,従来通り米を減産して米の価格を高く維持するという高市内閣の農政が支持されたと宣言した.
 
 政府は2026年産米から玄米備蓄を再開すると発表していたが,これに対してJA幹部から2025年産米から備蓄再開すべきだとの意見が出ていた.
 その意図は,言うまでもなく,ダブついている2025年産米の価格を,政府が買い上げることで維持してくれということである.
 政府が2025年産米を備蓄米として買ってくれるまでは,年度末に大量在庫を抱えてしまうことになっても,何としてでも価格を下げないぞという,JAなどの流通業者の強い決意が,この高止まり状態に表れている.
 ここで三月決算のために2025年産米の価格を下げて売ってしまったら,これに連動して2026年産米も下がってしまう.
 だから,JAなどの流通業者は苦しくても安売りに走らず,耐えに耐えているわけだ.
 日本の農業のことよりも,消費者のことよりも,まず大切なのは自分の会社だからである.
 この強い決意を見て高市内閣は,四月に入った段階で2025年産米を備蓄米として買い上げる可能性が出てきた.
 日本の農業のことよりも,消費者のことよりも,高市内閣にとってまず大切なのはJAに恩を売ることだからである.
 つまり,米価格の高騰に苦しむ国民は,高市内閣を圧勝させることにより,逆に米の価格高騰を容認することになったのである.
 
 この状況下にセブンイレブンは,米関連商品の原材料費は春になっても下がる可能性がなくなったとして,おにぎり等の価格を上げざるを得なくなった.
 国民は食料品価格が高い高いと文句をたれながら,投票行動は逆に,物価上昇を止めようとしない (というより「強い経済=インフレ」を企む) 高市早苗を無双状態にしてしまった.
 これが現日本の消費者の民度なのである.バカとしか言いようがない.
 
Photo_20240810084301

|

2026年2月11日 (水)

吉野家特朝定食

 私は昔,都立の中核大病院で心臓冠動脈のバイパス手術を受けた.
 そこを退院したあとは地元の内科クリニックで,二ヶ月に一度の頻度で経過観察をしてもらい,また年に一度は心電図や心エコーの検査を受けている.
 採血して各種項目の生化学検査も受けるので,前夜から絶食する.
 検査が終わると十時過ぎになるので腹ペコだが,この時刻からやっている飯屋はあまりない.
 いつもは藤沢駅まで行き,改札口脇にある立ち食い蕎麦屋で朝昼兼用の飯を食うのだが,昨日は吉野家に入った.
 吉野家の朝食は初めてである.
 
 さて席ごとに置かれているタブレットで,色々ある献立の中から「特朝定食」を注文した.
 甘塩銀鮭の焼魚,納豆,生玉子,味付け海苔,飯と味噌汁というラインアップである.
 飯は大盛 (増量は無料で,おかわりもできる) にしてみた.朝昼兼用だし,おかずがこれだけあると普通盛ではおかずが余ってしまう (特に生卵だ.ゆで卵なら白飯なしで食べられるが) からだ.
 吉野家公式サイトには「栄養バランス良好」と書いてあるが,野菜が徹底的に排除されている.栄養バランス崩れまくりである.
 しかしその代わり,この定食だけで,年寄りには一日分の炭水化物とタンパク質が摂れる.
 あとは夕飯に町中華の野菜炒め定食でも食えば,それこそ一日の食事としては「栄養バランス良好」になる.
 毎日こればかり食っていたら飽きること必定だがね.
 で,この定食が 573円 (税込630円) なのは特筆に値すると思うくらい安くて気に入ったので,二ヶ月に一度のクリニックに行く日を「吉野家特朝定食の日」に決めて,スマホアプリのスケジュールに入れた.
 
Photo_20240810084301

|

2026年2月10日 (火)

日本憲政史上最初の女性宰相は 嘘で塗り固めた平和よりも潔癖な戦争を選ぶ

 よろず~ニュース《自民圧勝、社民・ラサール石井氏「戦前…若者の自民投票に暗澹たる気持ち」、福島党首「正直ショック」》[掲載日 2026年2月8日] から下に引用する.
 
参院選の投開票を受け、社民党の福島瑞穂党首と副党首のラサール石井参院議員が8日午後10時から都内の党本部で会見し、その時点で議席獲得のめどが立っていない厳しい状況について思いを語った。
(中略)
 石井氏は「分析をみると10代、20代の若者が一番、自民党に入れているということに暗澹(あんたん)とした気持ちでいます。“新しい戦前”と言われるより(もう既に)戦前なのかなと思っていて、なぜ自分たちが血を流すことになる戦争に向かって若者たちが自民党に票を入れるのか理解できません。また、裏金議員、旧統一教会系の議員が当選して、これでミソギが済んだと言っているみたいですが、かなり安いミソギだと思います。まだまだ許してはいけないと思います」と心情を吐露した。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 私もラサール石井と同じく暗澹たる思いだ.
 戦後長らく,自民党の各派閥の領袖たちは基本的に平和主義者であった.
 それは彼らが戦争体験者だったからである.
 吉田茂も池田勇人も,田中角栄も中曽根康弘も,日本国憲法と安保条約をうまく使い分けて日本を経済大国の地位に押し上げ,「戦争しなくてもやっていける国」を作った.
 実際には日米の密約に基づいて日本国内に核兵器は持ち込まれていたのであるが,建前上は非核三原則を維持し,国際政治上で日本は平和国家として振舞った.
 核兵器禁止条約に反対の立場を堅持し,アメリカの核の傘の下で「唯一の被爆国」を国連でアピールするという二重人格的離れ業をやってのけてきた.
 
 だが高市早苗はこれが気に入らない.
 なぜなら歴代自民党宰相がやってきたホンネと建前の使い分け,駆け引きと妥協の使い分けは「男の政治」だからである.
 これに対して妥協なく潔癖に,白は白,黒は黒とはっきりさせるのが高市早苗が行う「女の政治」だ.
 高市はその「女の政治」を「台湾有事発言」として国民に示したのである.
 かつて社会党の党首だった土井たか子の言葉に「ダメなものはダメ」がある.
 左翼小児病的「ダメなものはダメ」を右翼的に言い換えたのが高市の台湾有事発言だ.
 嘘で塗り固めた「平和」よりも,潔癖な戦争を選ぶのが高市早苗という政治家なのである.
 
 

|

2026年2月 7日 (土)

最近の私のパソコン遊び

 我が家の光回線を "au ひかり (1G)" から "J:COM 光 (10G)" に変更した (月額料金が千円安くなるため) ついでに,宅内ネットワーク環境を整備&整理した (現在も進行中).言ってみればデジタル終活だ.
 やってみたらこれがなかなかおもしろくて,おかげでブログを書くのが滞っている.
 
 本来「通信」は産業であるが,これを個人レベルに落とし込むとオタク的趣味になる.
 宅内ネットワーク環境に関するウェブ上の個人的記事を漁ると,色々なことが書かれている.
 そのなかには嘘八百の眉唾や勘違いもあって,読んでいるとおもしろい.
 勘違いで多いのは,1G光回線で通信速度測定値が 500Mbps くらい (以下,bps は「インターネット速度測定サイト」で測定?した値) だったユーザーが,「張り切って光回線を 10G にして,ルーターの10Gポートに Cat.6A の LAN ケーブルを繋いで,これをパソコンの 2.5G LAN ポートに接続したのに,通信速度が全然変わらないのはなぜだ?」というやつだ.
 
 しかしこれは不思議ではない.
 物理的な条件をいくら整えても全く速度向上が見られないのは,ソフト的な制限がかかっているのである.
 比喩的な話をすると,浄水場から自宅のキッチンまでの水道管をいくら太くしても,浄水場のポンフが非力だと蛇口から出る水の勢い (bps),は変わらないのである.
 1G光回線の時にほぼ 1Gbps 出ている (つまり頭打ち状態) 場合,ルーターの 2.5G ポートにパソコンの 2.5G ポートを繋げば,1Gbps 以上の速度が出る可能性があるが,それが 1.2Gbps になるか 1.4bps になるかはプロバイダ (ISP) 次第だ.
 ちなみに,Best Effort 10Gbps の光回線におけるプロバイダの実測値がどれくらいかというと,@nifty のサイトに約 5Gbps という値が示されている.
 多分ほかのプロバイダもそんなもんだろうが,この実測値の回線を何人かで分け合うわけだ.
 
 昔は,ウェブサイトの閲覧程度なら数 10Mbps で十分だったような記憶があるが,現在はとにかく新聞でも個人サイトでも商業広告満載で,広告がブラウザ上に表示され切るまでコンテンツを読めないような作りになっているので,私の体感的には 100Mbps 以上ないとストレスフルだ.
 しかもこの商業広告に,ときたまマルウェアが仕込んであったりするから,ウェブサイトの閲覧にセキュリティ・ソフトウェアによるリアル・タイム・スキャンが必須だ.
 それはいいのだが,このリアル・タイム・スキャンが通信速度のボトル・ネックになるのだ.
 そしてこのスキャンに要する時間は,非力なパソコンだと馬鹿にならない速度低下を起こすのである.
 そして,私の場合だが,六台のパソコンで速度を測ると,三台のいわゆる中華PC (プロセッサは N95, N95, Ryzen5) がダメダメで,ソースネクスト製の zero ウイルスセキュリティをオンにした時の速度は三台とも 130bps 前後で,オフにした時は 350Nbps だ.(リンクは2.5Gで成立しているのに,実測値はそれと大きく乖離している)
 しかし Ryzen7 の中華PC 一台 (LAN ポートは 2.5G) は,なぜか 950Mbps を叩き出し,zero ウイルスセキュリティがオンでも 650Mbps を出す.
 これに対して,数年前に購入したドスパラ製の二台 (Core i5,Core i7) は,元々の LAN ポートの仕様は 1000BASE-T なのに,安定して 980Mbps くらいの速度を示す.そして zero ウイルスセキュリティがオンでも 700Mbps くらいの速度でウェブに繋がる.
 どうしてこういう結果なのか,理由がわからない.
 要するに極安中華PC 三台は,使われている素子の性能が悪い上にドライバもダメで,総合的に「性能が悪い PC」のだが,しかし中華 PC が全部ダメというわけではなく,最近買った Ryzen7 のやつ (アマゾンで三万円のセール品で,LANポートは 2.5G) だけは日本製PC と同レベルの総合性能だ.
 ならば,ドスパラ製の LANポートを 2.5G に改造したらどうなるか,興味深い.
 
 そんなことを最近やっているのだが,ルーターの仕様が折角 10G になったのだから,スイッチングハブも 10G 仕様の新品に交換した.
 これは 10G ポートが二つと 2.5G ポートが四つという仕様なのだが,ほとんど発熱しない.筐体の上面がほんのり温かくなる程度の発熱だ.
 アマゾンのユーザーたちは,全ポート 10G 仕様の製品はかなり発熱すると報告しているので,これはよい買い物をしたかも知れない.
 現時点で家庭用の PC の LANポートには 10G 仕様のものはなく,実際にはルーターの 2.5Gポートに繋ぐしかないからである.
 全ポート 10G 仕様は明らかに実用を無視した過剰品質である.
 ちなみに,最近のドスパラは一般向け PC に 2.5G LANポートを搭載しているが,マウスコンピュータの一般向け PC は 1000BASE-T だ.
 これは,民生用 PC の LANポートは,実用的には 1000BASE-T で充分であるという企業姿勢なんだろう.
 私はその見識に同意する.
 
Photo_20240810084301

|

«大阪王将にて /工事中