数え歳の喜寿でぎっくり腰に
つい先日,数え歳の喜寿を迎えて,長寿を自分で寿いでいたら,歳のせいではない体調不良で暫く寝込んだ.
体調不良とは,若い時からのぎっくり腰である.
上に「寝込んだ」とは書いたが,実は寝床で横になっていればよいというものでもない.
ぎっくり腰の症状と対処は人によるのであり,ベッドで横向きに寝ているのが楽 (仰向けやうつ伏せは,多分というかきっとよくない) だという人もいるし,椅子に姿勢よく腰かけているのがいいという人もいる.
要は腰の患部の炎症が激化しないように,「動かない」ことが肝心なのである.
医者によっては「ぎっくり腰は,早く良くなりたければ動け」という人もいるが,ぎっくり腰になりたては,動きたくても動けないのである.
ロキソニンなんかを服用しながら一日か二日は安静にしていなければいけない.
この時に無理すると,取り返しのつかないことになる.
姿勢がかたまってしまわぬよう,ソロソロと動けるようになってから,回復のため少し動くようにするのがよい.
上に示したのがおよその医師のコンセンサスだが,上に「医師によっては」と書いたその例を挙げる.
あいちせぼね病院《腰痛の専門医による安心アドバイス》の医師は下のようなことを言っている.
《ぎっくり腰は安静にした方が良い?
ぎっくり腰は痛みが強いのでついつい横になって休んでしまうことが多いですが、できるだけ安静にしない方が早く治ると言われています。
たくさんの研究がありますが、「ぎっくり腰になった時に安静にしていたグループと、できるだけ普段通りの生活をしていたグループを比べると、痛いながらも普段通りの生活を心がけたグループの方が良くなることが多かった」ということが分かっています。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
《痛いながらも普段通りの生活を心がけたグループの方が良くなることが多かった》とこの医師は言うが,それは「腰に慢性の痛みがある」といった程度の腰痛の場合である.(ただし《多かった》と曖昧にして逃げている)
普段通りの生活が不可能なのが,ぎっくり腰なのだ.
こういう医者は,一度自分がぎっくり腰にならなければわからぬのであろう.

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